下地処理とは、ボディ(塗装面)の表面を磨くことにより、キズや酸化皮膜(固着した汚れ)、その他雨ジミや鉄粉等の除去を行い、かつ、その塗装本来の艶と輝きを出すために行う作業のことを言います。 当店ではコーティング施工にかける時間の中で、約7割を下地処理にあてます。コーティング施工後のお車の美しさを決定付けるうえで最も重要な作業となります。しかし、実際にはこの下地処理技術が施工店でまちまちで、 仕上がりに大きく差が出るのが実情です。通常の下地処理とコーティングの施工を依頼した場合、大人数で一気に仕上げてしまう場合は別ですが、1日程度で終了してしまう施工店はしっかりとした下地処理はまず行われていないと思っていいでしょう。 また、施工後、キズは無くなったが、艶や輝きがいまいち感じられない場合や太陽光などの下で見るとボディがギラギラするといった場合は明らかに下地処理技術が未熟であることに間違いありません。
上記にも述べておりますが「他でコーティングを施工したが、艶や輝きがいまいち感じられない」や「太陽光の下で見ると塗装面がギラギラする」といったご相談を受けることがあります。 その原因のほとんどがコーティングの問題ではなく下地処理によるものがほとんどであります。その中でも、磨き(下地処理)を行った際に付いた磨きキズ(バフ傷)やオーロラマークがそのまま残されたままコーティングを施工してしまったことにより、 このような現象が起こってしまっているのが現状です。ラディアスでは、美観クオリティを著しく下げてしまう「バフ傷」や「オーロラマーク」を高度な下地処理技術により決して残す事がない仕上がりを実現いたします。
下地処理に限らず、コーティング施工の全行程全てがとてもデリケートな作業となります。いくら施工技術があっても、施工環境が悪ければクオリティの高いコーティングを提供することはできません。その実現には、外気を完全にシャットアウトした完全室内作業が絶対条件となります。もちろんラディアスでは全店において完全室内作業による環境の中で行われます。当店ではお預かりし、最初の洗車から完成、お引き渡しまで、チェックや移動の場合を除き外に出すことはありません。
上記ラディアスの下地処理技術を100%発揮させるために必要不可欠なのが特殊照明設備です。クオリティをあまり重視しない一般的な施工店などでは蛍光灯のみや、加えて水銀灯と併せて下地処理の作業を行っているところも見受けられますが、これでは塗装面の状態を正確に把握することは不可能です。当店では蛍光灯を除く3種類の光源の異なる特殊照明を天井用と側面用にそれぞれ完備することにより、微細なキズの存在も逃しません。完璧なまでに塗装面を把握することにより、 初めて徹底した下地処理が可能になります。
今、既にお乗りになっているお車でも、購入時の輝きを取り戻す事は可能です。
塗装面が多少酸化劣化しててもクリアー層が生きていれば復活は可能です。
残念ながらクリアーが剥がれていたり、クリアー層を貫通しているような傷は消す事ができませんしかし、ぼかして目立たなくする事は可能です。
下の写真は施行実施後のお車になります。限りなく、購入時の輝きへ復活致しました。